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インドの第1四半期GDPが植民地支配した英国を抜いた、史上初

インドの第1四半期GDPが植民地支配した英国を抜いた、史上初

Posted September. 05, 2022 08:59,   

Updated September. 05, 2022 08:59

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英国の植民地だったインドの半期の国内総生産(GDP)で史上初めて英国を抜いた。

ブルームバーグ通信は3日(現地時間)、国際通貨基金(IMF)のGDP数値と半期別の為替レートなどをもとに独自集計した結果、今年第1四半期(1~3月)のインドの名目GDPは8547億ドル(約1165兆ウォン)で、英国(8160億ドル)を超え、経済規模では世界5位に浮上したと報じた。年間GDPはもちろん、半期別GDPでインドが英国を抜いたのは初めて。

2021年基準に英国のGDPは3兆1084億ドルだった。2兆9461億ドルだったインドを上回ったが、今年第1四半期は英国が昨年同期比0.8%成長したのに対し、インドは4.1%伸びた。

同通信は、今までの各種経済指標と展望値を分析したところ、今年の全体GDPでもインドが英国を抜く見込みだと予測した。第2四半期(4~6月)にも13.5%の成長率を記録したインドは、年間平均7%以上の成長が見込まれている。

一方、英国の第2四半期の成長率はマイナス0.1%でマイナス成長を記録した。物価上昇率も40年ぶりの高水準となり、ポンド安も進んでいる。同通信は、両国のGDP格差は2027年までさらに広がりそうだと予測した。


キム・スヒョン記者 newsoo@donga.com