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キャンベル調整官「米戦闘機-軍艦、数週内に台湾海峡を通過」

キャンベル調整官「米戦闘機-軍艦、数週内に台湾海峡を通過」

Posted August. 15, 2022 08:56,   

Updated August. 15, 2022 08:56

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米国が、中国の台湾封鎖演習を「挑発的な過剰反応」とし、数週内に米戦闘機と軍艦が台湾海峡を通過すると発表した。中国の戦闘機と軍艦が、台湾と実質的な境界線である台湾海峡の中間線を何度も越えて中間線の無力化を図っている。このため、米軍の台湾海峡進入が米中の軍事衝突につながる可能性も排除できなくなった。

米国家安全保障会議(NSC)のキャンベル・インド太平洋調整官は12日(現地時間)、記者会見で、「中国は、ペロシ米下院議長の台湾訪問を台湾海峡の平和を脅かして現状を変更する口実に使った」とし、数週内に自国の軍用機と軍艦が台湾海峡を通過すると予告した。キャンベル氏は、「静かだが大胆な措置」を取るとし、このように明らかにした。

 

中国軍は、台湾封鎖演習後、軍艦や戦闘機を台湾海峡の中間線東側区域と水域に繰り返し派遣し、中間線の無力化を日常化している。台湾国防部によると、13日にも中国軍用機13機が台湾海峡中間線を越えた。

 

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは12日、中国の習近平国家主席が11月、東南アジアを訪れ、バイデン米大統領と初めての対面会談をする計画だと報じた。これに対して、キャンベル氏は、「対面会談が議論されたことは事実だが、決まったことはない」と明らかにした。


金祺容 kky@donga.com