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チョンセ融資金の最高金利が10年ぶりに6%超え

チョンセ融資金の最高金利が10年ぶりに6%超え

Posted July. 11, 2022 14:10,   

Updated July. 11, 2022 14:10

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都市銀行の伝貰(チョンセ=住宅の賃貸保証金)金融資の最高金利が、10年余りぶりに6%台を越えている。最近、伝貰保証金が高騰している中、伝貰融資の利息負担まで増大し、借家人の苦痛が大きくなっている。

8日、金融界によると、同日現在、KB国民(クンミン)や新韓(シンハン)、ハナ、ウリィ銀行の4大都市銀行の伝貰融資の金利は、年3.61~6.038%と集計された。伝貰融資の金利を決める基準指標である金融債の金利が上がり、金利の上段が前日の5.998%から6%台を上回ることになった。伝貰融資の最高金利が6%を突破したのは、2012年上半期(1~6月)以来、約10年ぶりのことだ。

昨年末は年4.799%だった伝貰融資金利の上段は、指標金利である金融債金利とCOFIX(資金調達費用指数)が着実に上昇し、今年4月11日に5%を越え、再び3ヶ月ぶりに6%台に進入した。

最近、当局と政界の全方位的な圧迫に各銀行は融資金利を我先に下げているが、それよりさらに速いテンポで市場金利が上がり、体感効果が少ないという指摘が出ている。新韓銀行は最近、住宅ローンと伝貰融資の金利を、それぞれ0.35%と0.3%下げた。国民銀行は、伝貰融資の金利を最大0.55%引き下げ、農協銀行も住宅関連融資の金利を0.1~0.2%引き下げた。

4大銀行の住宅ローンの変動金利の上段も6日、年6.0%に上昇したのに続き、8日は6.048%に上昇した。住宅ローンや伝貰融資など、実需要中心の融資金利が急激に上がり、融資者の利息負担はますます大きくなっている。


ソン・ヘミ記者 1am@donga.com