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存在感高める京畿道知事当選の金東兗氏「党が選挙で足を引っ張った部分がある」

存在感高める京畿道知事当選の金東兗氏「党が選挙で足を引っ張った部分がある」

Posted June. 04, 2022 09:09,   

Updated June. 04, 2022 09:09

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6・1地方選挙で京畿道(キョンギド)知事に劇的に当選した最大野党「共に民主党」金東兗(キム・ドンヨン)氏(写真)は、選挙から2日後に党を批判する発言をし始めた。民主党が選挙惨敗で深刻な内紛に包まれている中、党内での存在感を高め、支持基盤を拡大しようという試みと見られる。

金氏は3日、MBCのラジオ番組に出演し、「(選挙運動の過程で)党がさまざまなことで厳しい状況を作り出したりもした。足首を引っ張った部分もあった」と話した。金氏は、「党の支持率が20%台に暴落し、色々な外部変数があった」とし、「色々なことで党支持率が落ちた時、私の支持率とともに脅威を感じた」と話した。選挙終盤に起こった性不正疑惑や、尹昊重(ユン・ホジュン)とパク・ジヒョン非常対策委員長との対立などを遠回しに批判したのだ。また、「民主党が持っている既得権を手放すという覚悟をしなければならない」とし、「民主党は多数党を占めていながら、政策をめぐる協力や討論がないようだ」とも述べた。

今後、前面に出て党の刷新で主導権を握る意志も示した。金氏は、「国会議員の免責特権をなくしたり、国民召還制を導入するなど、政界の既得権を破る動きを民主党が先に率先して主張していかなければならない」とし、「政治交代委員長として、本格的に役割を果たしたい」と話した。


金志炫 jhk85@donga.com