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新規感染者が118日ぶりに1万人以下に

新規感染者が118日ぶりに1万人以下に

Posted May. 24, 2022 08:47,   

Updated May. 24, 2022 08:47

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韓国の新型コロナの一日の新規感染者が、118日ぶりに1万人を下回った。23日、疾病管理庁によると、同日0時基準の新規感染者数は9975人と集計された。一日の新規感染者が1万人を下回ったのは、1月25日(8570人)以来初めてのことだ。3月中旬は、国内の一日の新規感染者数が62万人を超えたこともあった。

ただ、中央事故収拾本部の孫映萊(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は、「新型コロナの減少傾向が鈍化する傾向があり、一定時点が来れば流行規模はこれ以上減少しないだろう」と見通した。今後も、小規模の新型コロナの流行が着実に繰り返されるだろうという見通しが有力となっている中、防疫当局は、早ければ6月に国内で再流行が始まる可能性があるという分析を出した経緯がある。

最近、新型コロナの新規感染者のうち、国内の60歳以上の割合が目立って減少した。この年齢帯は、感染時に重症に悪化する可能性が最も高い。15日から21日までの人口10万人当たりの1日の平均発生率を見ると、20代は71.1人、30代は70.6人である一方、60代は37.2人、70代は37.2人に止まった。

全体の流行規模と高齢患者が同時に減少し、医療システムにも余裕ができた。新型コロナの病床使用率は、22日基準で集中治療病床が17.5%、準重症病床が20.3%、中等症病床が15.8%、新型コロナの対面診療が可能な病院は、全国で6439ヵ所(20日基準)となっている。


イ・ジユン記者 asap@donga.com