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MZ世代、雇用選択の最優先事項は「ワークライフバランス」

MZ世代、雇用選択の最優先事項は「ワークライフバランス」

Posted May. 18, 2022 08:25,   

Updated May. 18, 2022 08:25

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韓国のMZ世代(ミレニアル+Z世代)が、雇用を評価する最も重要な要素は「ワークライフバランス」(仕事と生活のバランス)であることが調査の結果わかった。勤務地域としては首都圏、年俸は3000万ウォン台であれば、「良い働き口」と考えていることが分かった。

韓国経営者総協会は、MZ世代の求職者1000人を対象に「MZ世代が考える良い働き口をめぐる認識調査」を行った結果を、17日発表した。調査対象は、全国20~39歳(1984~2003年生まれ)の男女だ。

今回の調査で、「良い働き口」の判断基準は何かという質問(複数回答)に、回答者の66.5%が「仕事と生活のバランスの合う働き口」を選んだ。「公正な補償がなされる働き口」という回答は43.3%でその後に続いた。その他、「福祉制度がうまくできている働き口」(32.8%)、「会社の雰囲気が公平的で自由な働き口」(25.9%)などだった。「定年保障など、長く働ける働き口」を選んだ回答者は14.0%に止まった。十分な補償と雇用の安定性を絶対的基準とした過去の世代とは異なる指向点を示していることになる。

良い雇用の年俸水準については、「3000万ウォン台」という回答が50.9%で最も高かった。続いて「4000万ウォン台」(27.6%)、「5000万ウォン以上」(12.2%)の順だった。

勤務地域では「首都圏」という回答が50.7%で、「地方」(11.6%)に比べてはるかに高かった。在宅勤務など業務形態が多様化し、「位置とは関係ない」という回答も37.7%にもなった。予想勤続期間は「10年以内」(35.1%)、「定年まで継続」(29.8%)、「10~20年」(27.6%)、「20年以上」(7.5%)の順だった。


郭道英 now@donga.com