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大田市長選に李荘雨氏、忠南知事選は金泰欽氏 「国民の力」が地方選公認候補者を決定

大田市長選に李荘雨氏、忠南知事選は金泰欽氏 「国民の力」が地方選公認候補者を決定

Posted April. 22, 2022 08:45,   

Updated April. 22, 2022 08:45

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新政権の発足に伴い与党となる保守系の「国民の力」が21日、6月1日に実施される地方選挙に出馬する忠清(チュンチョン)圏の広域自治体長候補を最終確定した。大田(テジョン)市長候補に当選2回の李荘雨(イ・ジャンウ)元議員、忠清南道(チュンチョンナムド)知事候補に当選3回の金泰欽(キム・テフム)議員、忠清北道(チュンチョンプクト)知事候補に当選4回の金栄煥(キム・ヨンファン)元議員が選出された。

同党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)公認管理委員長は同日、記者会見を行い、大田・世宗(セジョン)・忠清南道・忠清北道の4地域の党内予備選挙の結果を発表した。予備選挙は19~20日の2日間、選挙人団投票50%と一般国民世論調査50%を合算して行われた。

大田市長候補には、李荘雨氏が46.6%を獲得して、鄭容基(チョン・ヨンギ)元議員(32.4%)と鄭相喆(チョン・サンチョル)元忠南大学総長(23.1%)を退け、最終候補に選出されたと明らかにした。与党「共に民主党」では、許泰鋌(ホ・テジョン)現大田市長と張鍾泰(チャン・ジョンテ)前西区庁長が争っている。

 

忠清南道では、当選3回の金泰欽氏が現役出馬減算比率(5%)を反映して50.8%で過半数を獲得し、朴贊佑(パク・チャンウ、26.5%)、金東完(キム・ドンワン、20%)元議員らを退けた。金泰欽氏は、再選に挑戦する梁承晁(ヤン・スンジョ)現知事と黄明善(ファン・ミョンソン)前論山(ノンサン)市長のうち予備選挙で勝った「共に民主党」候補と競うことになる。

忠清北道知事候補には、金栄煥氏が46.6%を獲得して選出された。金氏は、当初京畿道(キョンギド)知事への出馬を準備していたが、途中で方向を変えた。予備選挙に挑戦した朴景国(パク・キョングク)前忠北道(チュンブクト)副知事は30.6%、呉済世(オ・ジェセ)元議員は22.7%を獲得した。金氏は、「共に民主党」の盧英敏(ノ・ヨンミン)前大統領秘書室長と2者構図で対決する見通しだ。

世宗市長候補には、崔旼鎬(チェ・ミンホ)前世宗市党委員長が67.5%を得て、成鮮濟(ソン・ソンジェ)元韓南(ハンナム)大学教授(32.5%)を退けた。「共に民主党」では、3度目の当選を狙う李春熙(イ・チュンヒ)現世宗市長とチョ・サンホ元経済副市長、ペ・ソンホ世宗市党副委員長が争っている。

崔旼鎬氏は、「勝つ公認をしなければならないという原則、公正と常識という絶対原則の下、厳正に公認管理作業を行った」とし、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府の成功への第一の関門である6・1地方選挙で『国民の力』が必ず圧倒的な勝利を収めて新政府が成功する土台になり、後押しできることを望む」と話した。

「国民の力」は忠清圏を皮切りに、22日に京畿道(キョンギド)・仁川(インチョン)・蔚山(ウルサン)・慶尚南道(キョンサンナムド)、23日には大邱(テグ)・江原道(カンウォンド)・済州道(チェジュド)地域の予備選挙の結果を発表する。これに先立ち、11日にはソウル・釜山(プサン)市長と慶尚北道知事候補を公認した。「国民の力」は22日に全国委員会を開き、革新系野党「国民の党」との合流案を決定した後、来週から本格的に地方選挙の準備に突入する。


ホン・ジョンス記者 イ・ユンテ記者 hong@donga.com · oldsport@donga.com