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「コリアン・ゾンビ」チョン・チャンソン、4回45分にTKO負け

「コリアン・ゾンビ」チョン・チャンソン、4回45分にTKO負け

Posted April. 11, 2022 08:47,   

Updated April. 11, 2022 08:47

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「コリアンゾンビ」チョン・チャンソン(35)が2度目のタイトル挑戦も失敗した。

チョン・チャンソンは10日、米フロリダ州ジャクソンビル・ビスタ・ベターランス・メモリアル・アリーナで行われたUFC273メインイベントで、フェザー級王者アレクサンダー・ヴォルカノフスキー(34・豪州)に4回45秒にTKO負けを喫した。

2013年8月、ジョゼ・アルドとのタイトル戦以来、UFC史上最も長い3171日ぶりのタイトル挑戦だった。最初のタイトル戦が負傷による惜敗だったとすれば、2度目は完敗だった。「ゾンビ」というニックネームらしく倒れても耐え続けたが、ワンテンポ速い動きで強打を浴びせるヴォルカノフスキーの攻撃を避けることはできなかった。

チョン・チャンソンは1回終了14秒前に、ヴォルカノフスキーの左パンチを食らって初めてダウンした。2回中盤にも右パンチを顔に受けて座り込んで再び立ち上った。3回は終了17秒を残して右パンチ攻撃を受けて後ろに倒れて連打を浴びたが、終了ベルが鳴った後、立ち上がった。しかし、4回開始42秒に、ヴォルカノフスキーの連打攻撃がチョン・チャンソンの顔に2度刺さると、審判は試合を中断させた。

チョン・チャンソンは「いつにも増して良いコンディションだったし自信もあったが、越えられない壁に向き合っている感じだった。これ以上チャンピオンになれないことを感じた」と話した。TKO宣言の時もオクタゴンの上に両足で立って耐えてきたチョン・チャンソンだが、感想を語った後は床にうつ伏せになったまま、悔恨の念にかられたかのようにしばらく起きられなかった。


金培中 wanted@donga.com