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大統領執務室移転費まず300億ウォンを閣議議決へ、合参移転費用は除外

大統領執務室移転費まず300億ウォンを閣議議決へ、合参移転費用は除外

Posted April. 04, 2022 09:07,   

Updated April. 04, 2022 09:07

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大統領執務室の龍山(ヨンサン)移転に必要な予備費の問題をめぐり、大統領府と尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領側が歩み寄ったことが、3日までに分かった。このため、まず移転作業に必要な300億ウォン台の予算案が早ければ5日、閣議に上程される見通しだ。

尹氏側は当初、執務室の移転費用と試算した496億ウォンの予算から、合同参謀本部(合参)の移転に必要な118億ウォンを除いた約300億ウォンを大統領府に要請した。「安全保障に空白があってはならない」という大統領府の意向を尊重した格好だ。大統領府はこれまで、韓米合同軍事演習期間の今月12日から28日までは、合参の移転が難しいという立場だった。

政権引継ぎ委員会内の大統領府移転タスクフォース(TF)は先週、国防部と調整を行った結果、韓米合同演習に参加しなかったり、演習と業務関連性の少ない一部組職から順次移転するという計画を立てたという。

大統領府と尹氏側の交渉のカウンターパートを務めている李哲煕(イ・チョルヒ)大統領政務首席秘書官と張済元(チャン・ジェウォン)尹次期大統領秘書室長は、実務陣の協議結果に従うことで口頭で合意したという。予備費の執行を検討する企画財政部は、関連省庁の申請があれば検討する計画だ。企財部関係者は「4日に申請があれば5日の閣議に上程することが可能」と話した。


崔惠? herstory@donga.com