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強盗から韓国系女性を助けた米NYのピザ店親子

強盗から韓国系女性を助けた米NYのピザ店親子

Posted April. 02, 2022 08:24,   

Updated April. 02, 2022 08:24

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米ニューヨークでピザ店を経営する白人の親子が、刃物を持った強盗に襲われた韓国系女性チャン・ウンヒさん(61)を激闘の末、助けた。

先月31日(現地時間)、米紙ニューヨーク・ポストなどによると、先月26日午後9時、ニューヨーク・クイーンズの「ルイス・ピザ」前の路上で、チャンさんが刃物を持った3人組みの強盗にかばんを奪われ、背中を刺された。悲鳴を聞いた店主のルイ・スルホビックさん(38)と父親のカジムさん(68)はすぐに外に出て、強盗に対抗した。カジムさんは強盗の刃物によって、腕や背中、腹部など9ヵ所をさされ、肺を負傷した。息子のルイさんも、脊椎の近くを刺され、肺が損傷した。彼らが激闘で時間を稼いたことで、警察が現場に到着して強盗を逮捕することができた。軍人出身のルイさんはすぐに退院することができた。カジムさんは高齢で負傷がひどく、しばらく治療を受けなければならない。

2009年からピザ店を経営してきた親子は、新型コロナウイルスが大流行した時、近くの病院の医療スタッフに食事を提供したりした。今回の善行が伝えられると、店を支援する募金サイトに事件発生2日後に3900人以上が参加し、18万8千ドル(約2億2860万ウォン)が集まった。


李恩澤 nabi@donga.com