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男子走り高跳びのウ・サンヒョクが優勝候補、国際陸上競技連盟が予測

男子走り高跳びのウ・サンヒョクが優勝候補、国際陸上競技連盟が予測

Posted March. 16, 2022 09:07,   

Updated March. 16, 2022 09:07

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走り高跳びの看板、ウ・サンヒョク(26=国軍体育部隊)が、韓国走り高跳びでは初めて世界選手権メダルを狙う。

国際陸上競技連盟(WA)は15日、ホームページを通じ、セルビアのベオグラードで開催される世界室内陸上競技選手権の優勝候補を予測したが、男子走り高跳びではウ・サンヒョクをメイン画面に掲載した。WAは、「今のところはウ・サンヒョクが最有力だ。(2008年優勝者の)ムタズ・エサ・バルシム(カタール)以降、ウ・サンヒョクはアジア出身の2人目の優勝かメダリストになるだろう」と評価した。

前日、WAが公開した最終エントリーで、ウ・サンヒョクは韓国選手では唯一、世界室内陸上選手権の選手に名を連ねた。2012年のイスタンブール大会でハードル女子60mに出場した「韓国女子ハードルの伝説」イ・ヨンギョン(41=引退)以後10年ぶりだ。

ウ・サンヒョクは名実共に走り高跳びの強者だ。昨年、2020東京五輪男子走り高跳びに出場したウ・サンヒョクは、2m35を越えて4位だった。韓国男子走り高跳び記録(イ・ジンテク=1997年)と韓国陸上トラックとフィールドの五輪史上最高成績を同時に更新した。

年が変わったが、ウ・サンヒョクは依然として絶好調だ。先月チェコのフストペチェで開かれた世界陸上室内ツアー大会で2m36を超え、韓国記録を更新すると同時に優勝を飾った。この時、ウ・サンヒョクが立てた記録は、今季男子走り高跳び世界1位の記録に当たる。

今大会に出場した選手の中で今季に室内で2m30以上を越えた選手はウ・サンヒョクだけだ。ウ・サンヒョクの他に5人が今年2m30以上を記録したが、今大会には出場しない。出場選手のうちウ・サンヒョクに続いて記録上2位は、欧州室内陸上競技選手権で3位を記録したトマ・カルムワ(ベルギー)だ。東京大会金メダリストのジャンマルコ・タンベリ(30=イタリア)が今大会で今季初の室内大会に出場するのが影響要因といえば影響要因だ。

ウ・サンヒョクが出場する男子走り高跳びの決勝は、20日午後6時45分に始まる。


金培中 wanted@donga.com