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三星電子、供給難の自己診断キットメーカーを支援

三星電子、供給難の自己診断キットメーカーを支援

Posted February. 25, 2022 07:53,   

Updated February. 25, 2022 07:53

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三星(サムスン)電子は、防疫マスクに続き、最近、品薄となっている新型コロナウイルス感染症の自己診断キットの韓国国内での供給拡大に向け、生産メーカーへの支援に乗り出す。

三星電子は24日、忠清南道天安市(チュンチョンナムド・チョンアンシ)に位置する自己診断キットの生産会社「ジェンバディ」に、スマート工場の専門家19人を支援すると明らかにした。彼らは、ジェンバディに生産技術のコンサルティングを行い、生産量を効果的に増やせるよう支援する予定だ。生産ラインの再配置や在庫管理システムの構築、金型や印刷技術などで協力が行われる。三星電子の専門家派遣は、ジェンバディが生産量拡大のため、政府に協力を求め、政府が三星電子側に専門家支援を要請して実現したという。ジェンバディのほか、別の自己診断キットメーカー「スゼンテック」にも製造専門家を派遣する。

三星電子はこれに先立って、2020年2月の「マスク大乱」の時も、マスクメーカー4社に製造専門家を投入した。同年5月には「新型コロナのPCR診断キット」の製造会社を、年末には「ワクチン注射残量最小化注射器」の製造会社を支援した。当時、三星電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は、「国民の声援で成長した三星は、今のような時、当然社会とともに分かち合い、一緒に歩むべきだ」と話した。


宋忠炫 balgun@donga.com