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「サンファ、会いたかった」 韓日看板スケーターが熱い再会

「サンファ、会いたかった」 韓日看板スケーターが熱い再会

Posted February. 21, 2022 08:09,   

Updated February. 21, 2022 08:09

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10年以上世界スピードスケート女子短距離で君臨してきた韓日両国の「氷速女帝」李相花(イ・サンファ、33)と小平奈緒(36)の熱い友情が心温まる感動を与えている。

2022北京冬季五輪スピードスケートの解説委員として現場に臨んだ李相花(イ・サンファ)が19日、小平と再会して対談した。李相花は小平が500メートルと1000メートルでレースに集中できるよう、これまで敢えて会うのを我慢したが、再会を果たしては熱く抱きしめた。

李相花は今大会のスピードスケート500メートルで17位にとどまった小平の競技を見て、まるで自分が競技しているかのように感情移入しては涙を流し、小平という現地放送席にいる李相花を探しながら、韓国語で「サンファ、元気だった?会いたかった」と声をかけて熱い友情を見せ、韓日のファンだけでなく世界を感動させた。

李相花が中学生だった時から続いている関係だ。李相花が2010年バンクーバー大会と2014年ソチ大会の女子500メートルで2大会連続で金メダルを獲得し、2018年平昌(ピョンチャン)大会では小平に金メダルを渡して銀メダルに止まったが、二人の友情は相変わらずだ。

李相花は、小平と初めて知り合った時から「センパイ(先輩)」ではなく「ナオ」と呼び捨てしたが、小平はそんな李相花のことを可愛がりながら長い間互いを応援してきた。李相花は、「久しぶりに会っても昨日会ったように、一緒にいたように感じられる」と話した。小平は「北京五輪に出場できないと思っていたが、ちょうど李相花の応援のおかげで少し希望が見えた。相花とファンの前でスケートができると思うようになり、出場することになった」と涙を見せた。李相花は小平に「もう少し自分を解放してあげて、自分に余裕を与えてほしい」と話し、互いに顔を合わせて自撮りをした。

李相花はソーシャルメディア(SNS)に一緒に撮った写真を掲載し、「4年ぶりの再会。会いたかったじゃん!!!永遠なライバルであり仲間だった、そして私を平昌(ピョンチャン)冬季五輪まで駆り立ててくれた原動力であり支えだった『永遠の友人』、オリンピックチャンピオン」と書き、熱い愛情を改めて示した。小平は韓国語で「やっと会えたね。うれしかった」と最初のコメントを残した。

キエルド・ナウシュ(オランダ)ら世界的なスピードスケートスターらもコメントを投稿して喜んでくれた。李相花は再び「私たちの次のプランはディズニーランドだ」と応えた。普段からディズニーキャラクターが好きな李相花は、4年前に平昌五輪が終わった直後にも会って、自撮りをしながら「東京ディズニーランドに行こうね」と約束したことがある。小平のSNSに「似たような困難を経験したから、お互いの気持ちが分かり合えたと思う。自由に旅行できるようになれば、韓国や日本で、時間に縛られず一緒に楽しく過ごしたい」と綴り、「友情」をアピールした。


兪載泳 elegant@donga.com