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バイデン大統領の訪韓、「5月末」で調整中

バイデン大統領の訪韓、「5月末」で調整中

Posted February. 17, 2022 08:32,   

Updated February. 17, 2022 08:32

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米国のバイデン大統領が5月末に韓国を訪問し、新大統領と首脳会談を行う方向で韓米当局が協議中であることが15日(現地時間)、明らかになった。

バイデン大統領は、日本、豪州、インドが参加する安全保障協力の枠組み「クアッド(Quad)」首脳会議に出席するため、5月末の訪日日程を調整している。これを機に訪韓して首脳会談を開く案を検討するということだ。

バイデン大統領の訪韓が実現すれば、昨年1月の就任後初の訪韓となる。3月9日の大統領選挙で選出され、5月10日に就任する韓国の次期大統領と首脳会談を行う可能性が高い。

前例のない新大統領の就任直後、米大統領の訪韓の可能性をめぐる切迫した日程調整には一部から懸念する声が出ている。新大統領の就任後の史上最短での韓米首脳会談は、2017年に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が就任51日で米国を訪問し、当時のトランプ大統領と行ったものだ。

李秀赫(イ・スヒョク)駐米韓国大使は同日、韓国特派員たちとの懇談会で「韓米は北朝鮮の相次ぐミサイル発射を深く憂慮し、北朝鮮が対話の場に出るようにする案を引き続き検討中だ」と話した。最近、鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官が米国に新しい北朝鮮提案★を伝えたことを明らかにし、韓米は北朝鮮とのコミュニケーションチャンネルのレベルを高める案とともに、追加制裁も論議中だという。

李大使は、ウクライナ情勢について「協力方策を慎重に検討中」と述べた。米国は、韓国にロシアがウクライナを侵攻する際、輸出統制に参加するよう要求し、韓国に供給される天然ガスを欧州に供給する案の協力を要請したという。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com