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グーグルが7月に額面分割、1株を138ドルで買える

グーグルが7月に額面分割、1株を138ドルで買える

Posted February. 03, 2022 08:21,   

Updated February. 03, 2022 08:21

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いまや「138ドル」さえあれば、グーグルの株主になれる。昨年第4四半期(10~12月)に「アーニング・サプライズ」(業績好調)を記録したグーグル親会社のアルファベットが、20対1の株式分割に踏み切ることにした。

1日(現地時間)、ブルームバーグなどによると、アルファベットは7月に1株を20株に分ける額面分割に踏み切ると明らかにした。7月1日基準で、アルファベットの株式1株を保有している株主は、同月15日の取引終了後、19株を追加で受け取ることになる。これにより、現在は1株=2753ドル(約332万8000ウォン)のアルファベット1株の株価も、また、1株=138ドル(約16万7000ウォン)へと下がることになる。

2004年にナスダック市場に上場したアルファベットは、2014年に2対1の額面分割に踏み切り、今回が2度目の分割となる。額面分割は、企業価値に直接的な影響を及ぼすことはないが、個人投資家らのアクセス性を高めるという意味で、好材料と受け止められている。株価が下がり、流通株の数が増えれば、機関投資家に比べて資金動員力の足りない個人投資家も、容易に株を買うことができるからだ。実際、同日の分割計画発表後、アルファベットの株価は時間外取引で10%値上がりした。

新型コロナウイルス感染症により、非対面取引が活性化したことで、グーグルやアップル、フェイスブックなどの大手情報技術(IT)企業の株価は天井知らずに高騰した。アルファベットの株価も、ここ1年間で約40%上昇した。アルファベットのルース・ポラット最高財務責任者(CFO)は、「(投資家らが)わが社の株式に、もっとアプローチできるようにするのが合理的だ」と分割理由を明らかにした。


金聖模 mo@donga.com