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大法院が鄭慶心被告に懲役4年確定、東洋大学のパソコンを証拠に認める

大法院が鄭慶心被告に懲役4年確定、東洋大学のパソコンを証拠に認める

Posted January. 28, 2022 08:13,   

Updated January. 28, 2022 08:13

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曺國(チョ・グク)元法務部長官の妻で、元東洋(トンヤン)大学教授の鄭慶心(チョン・ギョンシム)被告(60)に対し、懲役4年の判決が確定した。2019年8月に曺元長官の子供の入試不正疑惑などが持ち上がってから、約2年5カ月ぶりに裁判所の最終判断が下されたのだ。

大法院(日本の最高裁判所に相当)2部(主審=千大燁大法院判事)は、鄭被告の入試不正やプライベートエクィティファンドへの違法投資、証拠隠滅など12の起訴内容に対して有罪を認め、懲役4年を言い渡した原審の判決に法理の誤解はないと、27日明らかにした。これを受け、ソウル拘置所に収監されていた鄭被告の保釈請求は棄却され、鄭被告は2024年5月ごろに満期出所する予定だ。

特に大法院は、ソウル大学公益人権法センターでの虚偽のインターン経歴などを立証するファイルを収録した「東洋大学講師休憩室のパソコン」の証拠能力を認めた。検察が、東洋大学のパソコンのファイルを分析した当時、鄭被告が参加しなかったため、違法な証拠収集だったという弁護人側の主張を受け入れなかった。これを受け、趙被告と鄭被告が一緒に起訴されたほかの裁判でも、東洋大学のパソコンの証拠能力が認められる可能性が高まっている。


シン・ヒチョル記者 パク・サンジュン記者 speakup@donga.com