Go to contents

「白菜ボーイ」李相昊、スノボーW杯第7戦で総合1位

「白菜ボーイ」李相昊、スノボーW杯第7戦で総合1位

Posted January. 17, 2022 08:48,   

Updated January. 17, 2022 08:48

한국어

スノーボードの「白菜ボーイ」李相昊(イ・サンホ=27、ハイワン)が、2022年北京冬季五輪を控えて開催されたスノーボードのワールドカップ(W杯)第7戦で総合1位を飾った。

李相昊は14日(現地時間)、オーストリアのシモンヘーエで行われたスノーボードW杯第7戦アルペン男子パラレル大回転の16強戦で、ネビン・ガルマリーニ(36・スイス)に2.64秒遅れて入り、9位となった。メダルの代わりにW杯ランキングポイント29点を獲得した李相昊は、今季に7回あったW杯で金メダル1個、銀メダル2個、銅メダル1個などを獲得し、総合1位(434点)を記録した。

総合成績は最も高いが、楽観できない状況だ。第6戦と第7戦でそれぞれ5位と9位に入りメダルには届かなかったからだ。特に今回の第7戦では、直前まで2位タイだったシュテファン・バウマイスター(29・ドイツ)が金メダルを獲得し(総合406点)、好調ぶりを見せつけた。バウマイスターは第5戦でも銀メダルを取るなど、五輪が迫ってから好成績を挙げている。五輪以後3月まで4回のW杯が残っているだけに、今後に李相昊がシーズンランキング1位の座をバウマイスターに明け渡す可能性もある。

幸いに李相昊を元気づける吉報もある。李相昊は15日、同じ会場で行われた混合団体のパラレル大回転3位決定戦でチョン・ヘリム(27=全北スキー協会)とペアを組んで、ロシアのアンドレイ・ソボレフ、ポリナ・スモレンツォワ組を破って銅メダルを獲得した。

今大会を最後に、北京五輪前のW杯日程を全て終えた李相昊は、2018平昌(ピョンチャン)五輪パラレル大回転の銀メダルに続き、北京で2大会連続の五輪メダルに挑戦する。李相昊はじめスノーボード代表選手団は17日に帰国し、練習を続ける予定だ。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com