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米CESで披露したSKのエコ展示館に世界が注目

米CESで披露したSKのエコ展示館に世界が注目

Posted January. 10, 2022 08:30,   

Updated January. 10, 2022 08:30

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「SK(株)は、展示館を木で囲まれた森のように構成することで環境にやさしく、観覧客に炭素削減の必要性を直感的に示した」

米ABCが、ラスベガスの「CES2022」に参加したSK展示館を評価したくだりだ。同放送は7日(現地時間)、注目を集める展示館としてSK(株)を名指し、10分間、4本の記事を流した。

SKグループが今年CESで披露した「グリーンフォレストパビリオン」は、新技術の洪水の中で、環境をテーマにしたストーリーを展開することで、差別化に成功したという評価を受けている。SK展示館がテーマにした「ネットゼロ」は、崔泰源(チェ・テウォン)グループ会長の意志が反映された。崔会長は、「ネットゼロはやるか、やらないかの問題ではなく、競争力の問題だ」とし、今回のCES展示の重要コンセプトにすることを指示したという。

現地では観覧客の間で口コミが広がり、5日は3000人だった展示館の入場者が、6日は5000人、7日は7000人にまで増えた。現場では、内部に座り、長時間、映像に集中する観覧客も目についた。

特に、「生命の木」の区域では好評が相次いだ。巨大なクヌギ模型を取り囲む4つの面の壁スクリーンや天井、床を全て活用して、地球温暖化の現状や鬱蒼とした緑の森の復元過程を映像で盛り込んだところだ。

SKは、観覧客に中古携帯電話の端末を渡した後、近距離無線通信(NFC)を通じて会場のいたるところでグリーンポイントがもらえるようにした。観覧客はこのポイントで、現場でゲームをするか、ベトナムのマングローブ森の復元のための寄付を選ぶことができた。SKは、CES期間中に計1億ウォンの基金を集めたと明らかにした。


李建赫 gun@donga.com