ＩＯＣ、「北京五輪は予定通り開幕」と延期説を否定

国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）が最近、新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大にも関わらず、２月４日開幕する北京冬季五輪を予定通り開催すると発表した。

ＡＰ通信は６日、「ＩＯＣが北京冬季五輪参加国の選手団とのオンライン会議で、大会が延期される可能性があるかという質問を受けて『予定通り進められるだろう』と答えた」と報じた。ＩＯＣは５日、各国選手団とオンライン会議を開き、スイス代表団が延期の可能性について質問すると、このように答えたという。

ＡＰ通信は、「ＩＯＣは東京五輪に続き２大会連続で五輪を延期しがらない」とし、「東京五輪延期の決定は開幕４ヵ月前に行われた」と伝えた。北京冬季五輪まで１ヵ月も残っていない状況下で大会を延期するのは容易ではないということだ。

しかし、スイス選手団長のラルフ・ストックリ氏はスイス放送とのインタビューで、「最高の選手がいなければ大会は大変難しくなる」と言い、多くの選手が新型コロナで大会に参加できない状況を懸念したと、ＡＰ通信は伝えた。ストックリー氏は、「われわれは大会を延期できるかどうかについて、真剣に考えなければならない」と語った。


李元洪 bluesky@donga.com