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米国でオミクロン株が支配的に、1週間で12%から73%に急増

米国でオミクロン株が支配的に、1週間で12%から73%に急増

Posted December. 22, 2021 08:27,   

Updated December. 22, 2021 08:27

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新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が米国で支配的になった。20日(現地時間)、米疾病対策センター(CDC)のデータによると、今月12~18日の1週間、米国内の新型コロナウイルス感染者の73.2%がオミクロン株に感染したことがわかった。1週間前には12.6%だったオミクロン株の感染者の割合が1週間で約6倍に急増したのだ。11月28日~12月4日、オミクロン株感染者の割合は全体の1%もなかったが、2週間で70%を超えた。米国でオミクロン株の感染者が初めて報告された1日から19日が経過した。CDCの統計によると、12~18日に米全域で65万件以上のオミクロン株の感染者が発生したと推定される。5~11日の1週間、全感染者の87%で支配的だったデルタ株の割合は、12~18日には26.6%に大幅に減少した。

テキサス州ではオミクロン株に感染した50代の男性が20日に死亡した。米国内の初のオミクロン株感染による死者だ。当局の発表によると、この男性は基礎疾患があり、ワクチンは未接種だった。

中央防疫対策本部によると、21日午前0時基準、国内のオミクロン株感染者は227人で、前日に比べて49人増加した。全羅北道益山市(チョンラプクト・イクサンシ)のある幼稚園で20人が感染した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、閣議で「オミクロン株が近く支配的になることを念頭に置いて備えなければならない」とし、「これまでとは次元の異なる格別の対策が必要だ」と述べた。


ニューヨーク=ユ・ジェドン特派員 キム・ソヨン記者 jarrett@donga.com/ksy@donga.com