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「イカゲーム」主演イ・ジョンジェ、NYTが選んだTV「新星」に

「イカゲーム」主演イ・ジョンジェ、NYTが選んだTV「新星」に

Posted December. 18, 2021 08:37,   

Updated December. 18, 2021 08:37

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ドラマ「イカゲーム」の主演俳優イ・ジョンジェ氏と米サンフランシスコ・オペラ(SFO)音楽監督のキム・ウンソン氏が、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)が選ぶ今年の「新星(breakout star)」に名前を連ねた。NYTは16日(現地時間)、TV、クラシック、ポップ音楽、映画、ダンスなど分野別に今年注目されたスターを選んで発表した。

NYTは、イ・ジョンジェ氏を米ドラマ「レザベーション・ドックス」出演陣と共に、TV部門の新星に選んだ。イ・ジョンジェ氏はイカゲームで、離婚後に賭博による借金に苦しみ、巨額の賞金を得るために命をかけたサバイバルゲームに飛び込む主人公ソン・ギフン役に扮した。NYTは、「イ・ジョンジェ氏は、ソン・ギフンを単なる英雄や悪党、支離滅裂な愚か者または手練手管で人をだます詐欺師とは表現しなかった」とし、「言葉で表現するのが難しい恐怖に対抗する微妙な感情の演技をやり抜いた」と評価した。

キム氏が今年8月から身を置いているSFOは1923年に設立され、ニューヨークのメトロポリタン・オペラとともに米国の二大オペラ劇場とされる。北米大陸で女性がオペラ団の監督に就任したのはキム氏が初めて。金大中(キム・デジュン)政権で文化部長官を務めた金聖在(キム・ソンジェ)韓神(ハンシン)大学碩座教授は彼女の父。

延世(ヨンセ)大学音楽科、大学院を卒業したキム氏は、ドイツのシュトゥットガルト音楽大学に在学中だった2008年、スペインのヘスス・ロペス・コボス国際指揮コンクールで優勝して注目された。そして、フランスのパリ国立オペラとフランス放送フィルハーモニー管弦楽団で音楽監督を務めた。NYTは、「SFOはデジタル時代に合うオペラの変化に向けてキム氏の役割を期待している」と報じた。


鄭盛澤 neone@donga.com