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「通行料、いたずらじゃあるまいし…」、一山大橋有料化の再開に運転手たちが不満

「通行料、いたずらじゃあるまいし…」、一山大橋有料化の再開に運転手たちが不満

Posted November. 19, 2021 09:07,   

Updated November. 19, 2021 09:07

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「再び通行料を取るんですか。いたずらじゃあるまいし…」

18日午前7時、一山(イルサン)大橋料金所を通っていた会社員のキム某氏(32)は、案内人に問い詰めた。坡州(パジュ)に住むキムさんは毎日、ソウル江南(カンナム)へ出勤し、1200ウォン(小型車)を片道通行料として払う。キムさんは、「料金所の前に300メートルほど並んでいる車を見て事故が起きたのかと思ったが、金を受け取っていた」とし、「無料化は一体いつできるのか」と不満を吐露した。

同日午前0時から、高陽市(コヤンシ)と金浦市(キムポシ)を結ぶ一山大橋の通行料を再び徴収し、通勤時間帯に大きな混乱が生じた。先月27日、京畿道(キョンギド)の公益処分により、通行料無料が施行されてから22日ぶりのことだ。金浦に住むシン某さん(45)は、「1カ月も経たないうちに、再び通行料を取るなんて話になるのか」とし、「どうして行政をこんなふうにするのか」と指摘した。

高陽市と金浦市には同日、「通行料をなぜまた取るのか」という趣旨の電話が数十件寄せられ、大統領府の国民掲示板にも、「有料化に不服です」という文が寄せられた。

京畿道は先月26日、一山大橋の運営会社である一山大橋(株)に事業施行者指定を取り消す1次公益処分を下し、翌日から無料通行が施行された。これを受け、一山大橋(株)は、「通行料無料化処分を中断させてほしい」という執行停止申請を出し、裁判所がこれを受け入れた。

しかし、京畿道が再び通行料徴収を禁止する2次処分を下し、無料通行を続けようとしたため、一山大橋(株)は裁判所に2次執行停止申請で対抗した。結局、15日に裁判所が再引用したため、一山大橋の通行料無料は18日に中止となった。

一山大橋(株)側は「今回のことをきっかけに、一山大橋通行料無料化に関する訴訟は当分続く」と明らかにした。


高陽=イ・ギョンジン記者 lkj@donga.com