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サウジとイエメン政府軍が爆撃、フーシ156人が死亡

サウジとイエメン政府軍が爆撃、フーシ156人が死亡

Posted October. 13, 2021 08:16,   

Updated October. 13, 2021 08:16

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サウジアラビアとイエメン政府の連合軍が、イエメン中西部にあるマーリブで爆撃を強行し、イエメンの反政府武装組織フーシ156人が死亡したと、AFP通信が11日、報じた。イエメンの7年間の内戦で、死者は増加を続けている。

AFP通信によると、サウジ連合軍は同日、「マーリブ南側地域のアプティヤに24時間、33回空爆し、8台の軍用車両を含め反政府武装組織156人を殺害した」とし、「作戦は、アプティヤの罪のない民間人を保護するために行われた」と明らかにした。イエメン政府軍が掌握しているマーリブは最貧国イエメンで原油と天然ガスが生産される重要地域で、フーシは先月からこの地域への攻撃を再開した。

今回の攻撃は、フーシに対するサウジ連合軍の報復とみられる。サウジ軍筋は、アプティヤで最近数日間で、17人の政府軍がフーシによって死亡したと、AFP通信に話した。8日にサウジのある民間空港で10人が負傷したドローン攻撃の背後もフーシとみられている。

イエメンでは2014年に始まった内戦でこれまで13万人が死亡し、400万人の難民が発生した。スンニ派国家のサウジがスンニ派のイエメン政府軍を支援し、フーシは同じシーア派であるイランと手を握っていることから、イエメン内戦は事実上、サウジとイランの対決の様相で流れている。

国際社会は休戦を迫っている。サリバン米大統領補佐官(国家安全保障)は先月末、サウジを訪れてイエメン内戦の停止を求めた。


黃聖皓 hsh0330@donga.com