Go to contents

単身世帯が初の40%突破、60代以上が36%

単身世帯が初の40%突破、60代以上が36%

Posted October. 07, 2021 07:57,   

Updated October. 07, 2021 07:57

한국어

単身世帯の割合が初めて40%を超え、世帯数も増え続けている。しかし、出生率の低下で全人口は減り続けている。

行政安全部(行安部)によると、今年9月末基準で全国の住民登録世帯数は2338万3689世帯で史上最高を記録した。平均世帯員数は2.21人だった。

このうち「単身世帯」は936万7439世帯(40.1%)で最も多く、「2人世帯」(23.8%)がそれに続いた。単身世帯と2人世帯を合わせれば全世帯に占める割合は63.9%となり、昨年末比1.3%増加した。「3人家族」は17.1%だった。

一方、世帯員数が「4人以上」は19.0%で2016年以降5年ぶりに6%以上減少した。

「単身世帯」は若年層より60代以上の高齢者層で著しかった。「70代以上」が18.6%で、△60代(17.7%)、△50代(17.2%)、△30代(16.5%)、△20代(15.7%)、△40代(13.9%)の順だった。

性別によって年代別の差がみられたが、男性は「30代」、女性は「70代以上」で単身世帯の割合が高かった。

地域別には、全羅南道(チョルラナムド)が45.6%で、他地域に比べて相対的に高い割合を見せた。△江原道(カンウォンド=43.7%)△慶尚北道(キョンサンブクド=43.5%)△忠清北道(チュンチョンブクド=43.0%)△忠清南道(チュンチョンナムド=42.9%)△全羅北道(チョルラブクド=42.9%)△ソウル(42.8%)△済州道(チェジュド=42.1%)△大田(テジョン=40.9%)の9地域も40%を超えた。世宗(セジョン)、蔚山(ウルサン)、京畿道(キョンギド)、仁川(インチョン)、釜山(プサン)などは単身世帯が30%台にとどまった。

単身世帯の増加傾向とは裏腹に、出生率が減少し全人口は毎年減少傾向にある。住民登録人口は5166万7688人で、3ヵ月前の今年6月末に比べて4712人(0.01%)減少し、第1・2四半期に続いて第3四半期も減少傾向が続いた。

行安部の高圭倉(コ・ギュチャン)次官は「単身世帯の増加傾向は今後も続くとみられる」とし、「単身世帯のライフスタイルが社会、経済、文化の全般にわたって影響を与えることが予想され、これに合った政策を設計したい」と述べた。


姜昇賢 byhuman@donga.com