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「マイネーム」、第2のイカゲームなるか?

「マイネーム」、第2のイカゲームなるか?

Posted October. 06, 2021 08:35,   

Updated October. 06, 2021 08:35

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「(第1話を)開けば、最後まで見ることになるだろう」

5日、ユーチューブを通じて中継されたネットフリックスのオリジナルドラマ「マイネーム: 偽りと復讐」制作発表会で、キム・ジンミン監督はこのように話した。昨年4月に公開されたネットフリックスのオリジナルドラマ「人間レッスン」を通じて国内ストリーミング1位となったキム氏の言葉なので注目された。

約190ヵ国で15日に同時公開される「マイネーム」は、世界的ブームを巻き起こしている「イカゲーム」に続き、ネットフリックスが公開するオリジナルドラマなので、「Kドラマ」旋風が続くか関心が集まっている。イカゲームも先月17日、約190ヵ国で同時公開された。

 

前作で売春斡旋など犯罪に染まった若者の話を扱い、作品性と興行性を認められたキム氏が演出を務めたマイネームは、「第2のイカゲーム」になると期待されている。俳優のハン・ソヒ、パク・ヒスン、アン・ボヒョンが出演するマイネームは、ジウ(ハン・ソヒ)が父親を殺した犯人を探して復讐するために父親がいた麻薬組織「トンチョン派」に入ったことでストーリーが繰り広げられていくノワール・アクション。ジウは、父親の友人でありトンチョン派のボスのムジン(パク・ヒスン)から父親を殺したのは警察官と言われ、警察官に扮して麻薬捜査隊に潜入して復讐を計画する。

ハン・ソヒは同日、「ジウは復讐のために未来と名前を全て捨てたキャラクター。命をかけたすさまじいアクションシーンが多い」と話した。パク・ヒスンは、「これまでの犯罪ドラマはマッチョが登場する冷たい感じが多かったが、マイネームは女性が主演で、登場人物の複合的な感情を解いていくのが新鮮だった」と話した。警察官が犯罪組織に身分を偽って潜入する設定は多いが、従来の犯罪ドラマとは違って、犯罪組織のメンバーが警察官に扮して潜入する設定も好奇心を刺激する。

俳優らは、迫力あるアクションシーンのために撮影の2、3ヵ月前からアクションスクールで練習した。8部作のドラマに出てくるアクションシーンの大半は、ワイヤーやコンピュータグラフィックの助けなく、俳優が体当たりでやり抜いた。作品への期待を反映してか、マイネーム制作会社スタジオサンタクロースの株価は同日13.85%急騰し、3700ウォンで取引きを終えた。

 

キム氏は、「(第1話を)開けば、最後まで見ることになるだろう」と自信を示した。俳優らは緊張した様子だった。ハン・ソヒは、「少しドキドキし、プレッシャーだ」とし、パク・ヒスンも「ドキドキする気持ちと緊張が同時にある」と話した。

マイネームは、ネットフリックスのオリジナルドラマ「人間レッスン」を演出したキム氏の2作目としても関心が集まっている。


孫孝珠 hjson@donga.com