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丁世均前首相、与党大統領選予備選への出馬を辞退

丁世均前首相、与党大統領選予備選への出馬を辞退

Posted September. 14, 2021 08:27,   

Updated September. 14, 2021 08:27

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丁世均(チョン・セギュン)前首相が13日、与党「共に民主党」の大統領選予備選挙への出馬を辞退した。与党代表、長官、国会議長、首相を経て故郷の全羅北道(チョンラプクト)を中心に少なからぬ勢いを見せていた丁氏の辞退で、25、26日に行われる全羅道地域の予備選挙も動揺するものとみられる。

丁氏は同日午後、国会で記者会見を行い、「今日から平党員に戻り、一つになる『共に民主党』、新しい大韓民国のために一兵卒になる」とし、「(今後)国と国民、党から受けた恩を返す」と述べた。丁氏は12日の1回目のスーパーウィークで1桁の得票率にとどまり、4位になったことが影響したものとみられる。丁氏は、「巡回予備選挙をしつつも(辞退を)苦慮してきたが、今日私を支援する議員らと長時間話し合い、決心した」と話した。

 

丁氏は、「『共に民主党』を支持する」とし、当分の間、特定の候補を支持しない考えを明らかにした。李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事と李洛淵(イ・ナクヨン)前代表のどちらの側にも立たず、候補が公式に確定すれば支援する考えだ。与党関係者は、「丁氏の辞退で事実上、李知事、李前代表、秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官の三つ巴の様相になった」とし、「約20万人にのぼる全羅道選挙人団の心をつかむ秋夕(チュソク、旧暦8月15日)の争いが激しくなるものとみられる」と話した。


金志炫 jhk85@donga.com