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タイガーズのカブレラ、ベネズエラ出身初の通算500本塁打

タイガーズのカブレラ、ベネズエラ出身初の通算500本塁打

Posted August. 24, 2021 08:41,   

Updated August. 24, 2021 08:41

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米大リーグ(MLB)デトロイト・タイガースの「生きる伝説」ミゲル・カブレラ(38)がベネズエラ出身では初めて通算500本塁打に到達した。

カブレラは23日、カナダ・オンタリオ州トロントにある敵地ロジャーズセンターで行われたトロント・ブルージェイズ戦で、チームが0-1でリードされた6回表の1死で、相手先発スティーブン・マッツ(29)から飛距離128メートルの右越え本塁打を放った。デトロイトが5-3で逆転勝ちした。

500本塁打はメジャー史上28人目の記録だ。しかし、デトロイト所属では史上初で、ベネズエラ出身でも初めてだ。米国以外の国の出身者では歴代6人目となる珍しい記録だ。

12日のボルチモア・オリオールズ戦で通算499本塁打を打ったカブレラは、その後の8試合で沈黙している。このうち、6試合をホームのコメリカパークには、大記録の誕生を期待する大勢の観客が詰めかけた。カブレラは試合後、「ホームに大勢の人のエネルギーが集まった姿を5、6年ぶりに見た。だからこそ、もっとホームでホームランを打ちたかったのだが、思うようにいかなかった」と話した。

2003年にフロリダ・マリーンズ(現マイアミ・マリーンズ)でメジャーデビューし、ワールドシリーズ優勝を牽引したカブレラは、2012年には打率(0.330)、本塁打(44本)、打点(139打点)で3冠を達成し、アメリカンリーグMVPに選ばれた。通算2955安打を記録中のカブレラは残り36試合で45安打を追加すれば、メジャー初となる同一シーズンに通算500本塁打と3000安打を同時に達成した選手になる。デトロイトは来月25日のホーム戦を「ミギー(カブレラの愛称)セレブレーションデー」に決め、500本塁打を記念する予定だ。


金培中 wanted@donga.com