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GMがボルトEVを全量リコール、バッテリー供給のLGは「積極的に協力」

GMがボルトEVを全量リコール、バッテリー供給のLGは「積極的に協力」

Posted August. 23, 2021 08:40,   

Updated August. 23, 2021 08:40

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米自動車メーカー・ゼネラルモーターズ(GM)が、バッテリー火災のリスクを理由に全世界に販売した電気自動車「ボルトEV」をすべてリコールし、火災の原因が明らかになるまで販売を中止する。韓国内で事前予約中のボルトEVの2022年式と、既存のボルトEVもリコールと販売中止の対象に含まれる。

各国政府が我先に電気車の拡大政策を展開している中、火災誘発の可能性を理由に大規模なリコールが相次いで起きており、電気車への不安が広がるのではないかという指摘が出ている。

22日付の外国メディアによると、GMは20日(現地時間)、10億ドル(約1兆1800億ウォン)を投入して、ボルトEVとボルトEUVのバッテリーモジュールを交換する自主的リコールに乗り出すと発表した。対象は、先月リコールが決まった2017〜2019年式のボルトEV(6万9000台)に含まれなかった2019〜2022年式のボルトEV7万3000台だ。これでGMが生産したすべてのボルトEVがリコールに入ることになった。

ボルトは2016年から最近まで、米国やカナダ、韓国、ブラジルなどで約14万2000台が販売された。国内では2017年から今年6月まで、約1万1000台が販売された。GMはリコールと販売中止の方針を発表し、「ボルトEVの所有者は(火災リスクと被害を防ぐため)リコール前までは最大充電量を90%に制限し、駐車は建物外の屋外にしなければならない」と明らかにした。

GMはボルトEVで火災が数回発生したことを受け、昨年11月、バッテリーの最大充電量を90%に制限するソフトウェアアップデートを行った。しかし、アップデート後も火災が発生したため、GMはバッテリーモジュールを交換することにした。米CNBCは、交換に18億ドル(約2兆1303億ウォン)がかかると報じた。

GMは、「バッテリーセルで陰極タップの欠陥と分離膜の折れなどの珍しい2種類の製造欠陥が同時に存在する可能性が発見された」と明らかにした。ボルトEVに搭載されたバッテリーは、全量LGエネルギーソリューションが生産した。LGエネルギーソリューションは、忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)の梧倉(オチャン)工場と米ミシガン州工場でバッテリーセルを生産している。LG電子は、複数のバッテリーセルをまとめて一つの製品で構成(モジュール化)し、GMに納入しており、昨年10月からは事業再編を通じて、LGエネルギーソリューションが行っている。

GMのリコール措置をきっかけに、電気自動車の火災原因をめぐる議論はさらに激化するものと見られる。自動車業界ではバッテリー自体の問題を疑っているが、バッテリー業界では配線など、ほかの原因である可能性も考慮すべきだという。LG電子とLGエネルギーソリューションは、「リコールが円滑に行われるよう積極的に協力している。共同で進めている調査結果によって、引当金の設定と分担比率などが決まる予定だ」と明らかにした。


イ・ゴンヒョク記者 ホン・ソクホ記者 gun@donga.com · will@donga.com