年末調整の書類準備、今年から不要に

今年の年末調整から、労働者が一々国税庁のホームページにアクセスし、資料をダウンロードして会社に提出しなければならない煩わしさが消える。国税庁が会社に年末調整資料を一括して送る「ワンストップ・システム」が導入されるからだ。

国税庁は１３日、金大智（キム・デジ）国税庁長主宰で全国税務官署長会議を開き、こうした内容を盛り込んだ「下半期の国税行政運営方案」を確定した。年末調整のワンストップシステムは、労働者が事前に同意さえすれば、国税庁が所属会社に年末調整に必要なすべての資料を直接提供する方式だ。

会社が国税庁から受け取った資料で年末調整書類を作成し、労働者は最後に調整結果が合っているかを確認さえすればいい。ただ、医療費や寄付金、家賃領収書などの追加資料は、労働者が直接用意しなければならない。また、労働者が望まない時は、今のように直接資料を受け取って会社に提出することもできる。


宋忠炫 balgun@donga.com