
崔在亨(チェ・ジェヒョン)前監査院長の長女が最近、崔氏の広報用の家族インスタグラムのアカウントを作成した。これを通じて崔氏に関する美談が伝えられている。
最近、崔氏の長女のインスタグラムのアカウントで、監査院で勤務していた社会服務要員の話が伝えられた。2018年に病気を患った社会服務要員が病期休暇を取れず、監査院の内部ネットワークを通じて事情を伝えたところ、その日に崔氏が個人の携帯電話に連絡し、直接会って問題を解決したという。
長女は、東亜(トンア)日報との電話インタビューでこのような話を伝え、「父は人の話に耳を傾け、正しい価値観を持って判断できる人」と強調した。そして、「(崔氏の)準備が不十分」という指摘に対しては、「国がこのようになったのも大統領が専門家の話を聴かずに政策を指示したため」とし、「(崔氏は)多くの分野の専門家に会い、どのような支援が必要かよく分かっている」と話した。
崔氏の家族が家族の集まりで愛国歌を斉唱したことについては、「文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後、祖父(故崔ヨンソプ大佐)が国が崩壊しつつあると感じて、愛国歌を歌おうと言った」と話した。「全体主義ではないか」、「嫁たちは望まなかったのでは」という批判が起きたことに対して、崔大佐の4人の嫁たちは、「国がよくなるなら、愛国歌は何千回でも何万回でも歌うことができる」と明らかにした。
崔氏は同日、慶尚北道亀尾(キョンサンプクト・クミ)にある朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の生家を訪れ、「文大統領は国民大統合という大統領の責務を果たすために、今日でも恩赦の勇断を下すべきだ」と述べた。
チョ・アラ記者 likeit@donga.com