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「李健煕寄贈館」建設候補地、ソウルの中央博敷地と松峴洞に絞られた

「李健煕寄贈館」建設候補地、ソウルの中央博敷地と松峴洞に絞られた

Posted July. 08, 2021 08:23,   

Updated July. 08, 2021 08:23

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故李健煕(イ・ゴンヒ)三星(サムスン)電子会長が寄贈した文化財と近現代絵画などを展示する「李健煕寄贈館」の設立候補地にソウルが決定した。

文化体育観光部は7日、政府ソウル庁舎で記者会見を開き、国立中央博物館と国立現代美術館に寄贈された「李健煕コレクション」2万3181点を1ヵ所に集めた李健煕寄贈館の候補地はソウル鍾路区松峴洞の敷地、または龍山区の国立中央博物館の敷地だと発表した最終敷地は年内に決定する。

黄煕(ファン・ヒ)文化体育観光部長官は「国民の文化享受を最も重要な価値と考えて候補地を選定した。東西を問わず様々なジャンルと時代をまたぐ作品を収集して寄贈した李健煕会長の哲学を反映するためには、李健熙コレクションは一ヵ所で見れるようにするべきだ」と述べた。作品を研究し、保存・管理する専門人材を必要とする上、できるだけ多くの人に作品を鑑賞してもらうためにはソウルの都心にいなければならないということだ。黄長官は、「展示館の名前は『李健煕寄贈館』で、2027年または2028年に完工する予定」と述べた。

今年4月に、李会長の遺族は政府に文化財と近現代絵画など万3181点を条件なく寄付し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が李健煕コレクションのための別途美術館を設立するよう指示した。


孫曉林 aryssong@donga.com