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1人当たり25万ウォンの支援金、8月下旬にも支給

1人当たり25万ウォンの支援金、8月下旬にも支給

Posted July. 02, 2021 09:00,   

Updated July. 02, 2021 09:00

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早ければ8月下旬から、所得下位の80%に当たる国民に1人当たり25万ウォンの「コロナ共生国民支援金」が支給される。4人世帯に100万ウォンが出ることになる。新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)により被害を受けた小商工人たちは、9月から最大で900万ウォンの支援を受ける。

政府は1日、金富謙(キム・ブギョム)首相の主宰で閣議を開き、史上最大規模の33兆ウォン規模の第2次補正予算案を議決した。今回の補正予算のコアは、15兆7000億ウォン規模の「新型コロナ被害支援の3種パッケージ」だ。国民支援金と低所得層に追加で1人当たり10万ウォンずつを支給する消費プラス資金を合わせると、計10兆7000億ウォンの規模となる。小商工人希望回復資金などの被害支援金は3兆9000億ウォン、1人当たり最大30万ウォンの共生消費支援金(クレジットカードキャッシュバック)は1兆1000億ウォンが用意された。高所得層が受け取るキャッシュバックもあり、事実上全国民を対象にした「現金支援パッケージ」と言える。

具体的な支給基準は、今月末以降発表される。現在は誰が支援を受けるのか分からず、混乱も予想される。すでに国会では、支援対象を見直すこともできるという声が出ている。

来年の大統領選挙を控えて、政府が大規模な現金性支援に乗り出し、今年の政府支出(604兆7000億ウォン)は史上初めて600兆ウォンを超えている。補正予算で国の借金2兆ウォンを返済することにした上、今年の成長率予測値も上方修正され、国内総生産(GDP)比国家債務比率は47.2%と、1.0%ポイント下がることになる。


周愛眞 jaj@donga.com