Go to contents

ホルムズ海峡の韓国船舶2隻、海峡を通過

Posted June. 23, 2026 08:12,   

Updated June. 23, 2026 08:12


ホルムズ海峡に足止めされていた韓国船舶2隻が、海峡を抜け出したことが22日、分かった。17日(現地時間)に米国とイランの間で戦闘終了に関する覚書(MOU)が締結されて以降、韓国船舶がホルムズ海峡を通過したのは初めて。ホルムズ海峡に残っている韓国船舶は22隻に減った。

韓国海洋水産部(海水部)は22日、「ホルムズ海峡内で待機していた韓国の船会社が運航する船舶2隻が海峡を通過し、正常に航行している」と明らかにした。海水部によると、該当船舶は韓国船会社が所有しているが、韓国人船員は乗船しておらず、目的地も韓国ではなく第三国だという。海水部は「現時点では船舶が危険区域を完全に通過していないため、船会社や船名など具体的な情報は公表できない」とし、「韓国船舶の安全な通航が行われるよう、関連情報の提供やリアルタイムの監視などを支援している」と説明した。

今回の通航は、政府がイラン側と別途交渉して実現したものではなく、船舶側の独自判断によるものとされる。これに先立ち、先月20日にはHMM所属のタンカー「ユニバーサル・ウィナー」が韓国・イラン政府間の事前調整を経てホルムズ海峡を通過した。今月11日には、韓国の船会社が運航するLNG運搬船1隻が外国の用船会社主導で海峡を通過した。

趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官は22日の記者懇談会で、「外交部は海水部、在外公館とともに、ホルムズ海峡の通航環境と韓国船舶、船員の安全を継続的に点検している」とし、「韓国を含むすべての船舶の自由で安全な航行が早期に実現するよう関係国との協力を続けている」と述べた。趙氏は、イランのアラグチ外相との電話会談も調整中だと明らかにした。

韓国政府は、イラン側が進めるホルムズ海峡の通航料徴収には反対する立場を明確にした。外交部高官は同日、記者団に対し、「ホルムズ海峡でこれまで通航料を支払ったことはない」とし、「原則として通航料を支払うべきではないというのが基本的な立場だ」と述べた。韓国政府は、ホルムズ海峡内でイラン製ミサイルの攻撃を受けた韓国船舶「ナム」に関する対応よりも、残る22隻の通航に注力する方針だという。


イ・ユンテ記者 イ・チュクボク記者 oldsport@donga.com