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ハリス米副大統領、「ワクチンの韓国支援」優先的に話し合う意向示す

ハリス米副大統領、「ワクチンの韓国支援」優先的に話し合う意向示す

Posted May. 15, 2021 08:13,   

Updated May. 15, 2021 08:13

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ハリス米副大統領が、新型コロナウイルスのワクチンを韓国に支援する問題を優先的に議論する意向を明らかにした。

韓国系のアンディ・キム米連邦下院議員(民主党)側は13日(現地時間)、ハリス氏が韓国に対するワクチン支援問題についてこのように話したと明らかにした。キム氏側によると、ハリス氏は11日、ホワイトハウスで面談したキム氏が、アジアで重要な同盟国である韓国にワクチンを支援することを要請すると、「これまで韓国に対するワクチン支援計画はなかったが、支援の必要性に共感する」と話したという。ハリス氏は、「この懸案を進展させるために優先的に議論する」とし、今後協議する意向を明らかにしたという。

特にハリス氏は、21日にワシントンで開かれる文在寅(ムン・ジェイン)大統領とバイデン大統領の首脳会談に触れ、「文大統領が米国に来る前に韓国政府の関係者に会ってこの問題を議論する」と約束したと、キム氏側は伝えた。

 

バイデン政権のナンバー2が同盟国の韓国へのワクチン支援に協力する意向を明らかにしたことで、両国首脳会談を前後してワクチン支援の議論に弾みがつく可能性が高まった。ワクチン問題は、韓米首脳会談の主要議題にも含まれている。これに先立ち、文大統領は4月19日の大統領府首席・補佐官会議で、韓米首脳会談と関連して、「ワクチン協力や新型コロナウイルスの対応など両国の懸案の緊密な協力に向けて心血を注ぐ」と述べた。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com