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ポスコ、海外戦略投資で驚くべき業績

Posted May. 14, 2021 08:19,   

Updated May. 14, 2021 08:19

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ポスコインターナショナルが、海外投資事業で安定的な収益を創出し、業績を牽引している。

ポスコインターナショナルが13日に発表したところによると、今年第1四半期(1〜3月)の売上高は1269億ウォン、営業利益は1269億ウォンを達成した。営業利益は前期より45%伸びた。

ポスコインターナショナルの説明によると、こうした成果の背景には海外投資法人の好業績があった。ポスコインターナショナルは、主力のトレーディング事業とともに食糧やエネルギー、綿紡事業などに力を入れてきた。特に第1四半期は、インドネシアのパームオイル事業を運営するPT.BIA法人とウズベキスタン綿紡法人の業績が向上した。

ポスコインターナショナルが2011年に買収したインドネシアのPT.BIA法人は、パーム実の栽培やパームオイルの加工法人で、第1四半期は194億ウォンの営業利益を上げた。昨年収めた営業利益(218億ウォン)の89%を今年3カ月間で達成したのだ。

PT.BIAは、生産量増大のための工場増設作業を行っている。会社側は、「東南アジア地域のパーム実の主要生産圏域で追加で農場などを確保する計画なので、グループの安定的なキャッシュカウの役割をするだろう」と説明した。ポスコインターナショナルがウズベキスタンで運営している綿紡法人でも、綿製品価格の上昇、原材料コストの削減で、創立以来最大の営業利益を達成した。ウズベキスタン法人は、第1四半期に昨年全体営業利益(52億ウォン)を上回る89億ウォンの営業利益を上げた。

ポスコインターナショナルの関係者は、「食糧などの重要事業および戦略地域に対する持続的な投資を通じて築いてきた海外投資法人が、景気回復とあいまって好業績を記録している」とし、「投資事業に集中して、グローバル総合事業会社に生まれ変わる計画だ」と語った。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com