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韓米日の制服組トップが会議 韓国「韓半島平和」、日米「北核の抑止」

韓米日の制服組トップが会議 韓国「韓半島平和」、日米「北核の抑止」

Posted May. 01, 2021 08:05,   

Updated May. 01, 2021 08:05

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韓国と米国、日本の制服組トップが、北朝鮮の核・ミサイル脅威に懸念を表明し、3国間協力の重要性を確認したと、合同参謀本部が30日、明らかにした。会議では、日米両国は北朝鮮の核の脅威に対抗して拡大抑止の提供と対北朝鮮制裁の重要性を強調したが、韓国は韓半島平和の安定を重視し、微妙な見解の相違を見せた。

元仁哲(ウォン・インチョル)合同参謀本部議長(空軍大将)は先月29日(現地時間)、ハワイで米国のミリー統合参謀本部議長、日本の山崎幸二統合幕僚長と会議を開いた。3国の制服組トップが一堂に会したのは2019年10月のミリー氏の就任式の時のワシントン会合以来1年6ヵ月ぶり。3者は、北朝鮮の核・ミサイル計画への懸念を共有し、域内で国際秩序に基づいた規範順守の重要性について議論したという。軍消息筋は、「3月に北朝鮮が発射した北朝鮮版イスカンデル(KN23)改良型と新型潜水艦発射弾道ミサイルの脅威が話し合われ、新型潜水艦建造の動きに関する情報が共有された」と話した。

特に、ミリー氏は「米国はあらゆる軍事能力を動員して拡大抑止を提供する準備ができている」とし、韓日両国に対する防衛約束を再確認し、山崎氏は国連安全保障理事会決議の完全な履行が重要だと強調した。日米両国が北朝鮮の核の脅威の高度化に注目し、軍事・外交的対応の意向を確認したのだ。元氏は、韓半島および北東アジアの平和安定に向けた3国協力の重要性を強調したと、合同参謀本部は伝えた。


尹相虎 ysh1005@donga.com