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米紙、 「ミナリ」ユン・ヨジョン氏の受賞感想を絶賛

米紙、 「ミナリ」ユン・ヨジョン氏の受賞感想を絶賛

Posted April. 28, 2021 08:11,   

Updated April. 28, 2021 08:11

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「無味乾燥な授賞式にユン・ヨジョン氏は神の恩寵(godsend)だった」

 

韓国人女優で初めてアカデミートロフィーを手にしたユン・ヨジョン氏の受賞感想について、米紙ニューヨーク・タイムズは26日(現地時間)、このように評価した。同紙は、「ユン氏は授賞式で、映画『ミナリ』で見えたような滑稽なエネルギーを発散した」と報じた。

ユン氏の魅力が、海外の報道機関やアカデミー授賞式を見た映画ファンの間でも話題だ。米国内の主要報道機関やオンラインでは、ユン氏のスピーチが「授賞式最高のスピーチ」という評価が続いている。

CNNは、ユン氏の受賞の感想を編集した映像をホームページに掲載し、ユン氏が「ショーを盗んだ」と伝えた。CNNは、「多少、辻褄の合わないスピーチで、ブラッド・ピットにジョークを言い、私たちの心をつかんだ」と伝えた。特に、ユン氏の受賞感想を聞いたアマンダ・サイフリッドが「とても愛らしい(So lovely)」と独り言を言った場面が捉えられ、「オールドハリウッドが意味することが何であれ、サイフリッドのような若い女優にも(アカデミー賞の)命脈が続いているということをうかがわせた」と分析した。伝統的なハリウッド映画の象徴のようなアカデミー授賞式が、若い俳優の心を揺さぶったということを指摘したとのだ。

米紙ワシントン・ポストは、「最高のスピーチをした受賞者はユン・ヨジョン氏」と強調した。同紙は、「ユン氏がその日の夜にした話の中で最も機転が利いているのは、ユン氏の名前を間違って発音してきた多くの人々に意地悪に振る舞ったところ」だと伝えた。

海外のSNSでもユン氏のスピーチに対する好評が溢れている。あるツイッターのユーザーは、「ユン氏は受賞感想でオスカー賞をもう一度受賞しなければならない」と提案した。また別のユーザーは、「誰がブラッド・ピットをからかうユン氏を止められるだろうか」と投稿した。ユン氏が記者会見でした発言についても、ネットユーザーは「幻想的な哲学だ」、「興味深い考えの持ち主」という反応を示した。


チョン・チェウン記者 chan2@donga.com