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呉世勲市長、閣議で簡易診断キットの導入を提案

呉世勲市長、閣議で簡易診断キットの導入を提案

Posted April. 14, 2021 08:23,   

Updated April. 14, 2021 08:23

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呉世勲(オ・セフン)ソウル市長が就任後初の閣議に出席し、新型コロナウィルス感染症簡易診断キットの導入や住宅公示価格制度の改善などを政府に建議した。

呉市長は13日午前、閣議に出席後、市庁で記者会見し、「会議の過程で討論があった。これからはソウル市と短所補完策などについて緊密に論議してほしいと話した」と雰囲気を伝えた。

続いて、「簡易診断キットは精度がやや落ちる。しかし無症状感染も発見でき、結果的に感染の可能性を下げることができる」と説明した。ソウル市長は、地方自治体首長の中で唯一閣議に出席する。会議は政府ソウル庁舎で約1時間、テレビ会議で行われた。

政府と対立している住宅公示地価と関連しては、「全面再調査と凍結」を主張していた従来の立場から一歩後退した姿だった。呉市長は、「国土部の立場は予想していたように、これまで通りだった」とし、「地方自治体と公示価格算定権限を共有しようという提案に対しては、現行法に基づいて協議してみようという趣旨の言葉が交わされた」と述べた。氏は、「問題は公示価格の上昇ではなく速度だ。ほぼ20%近く公示価格が上昇した」とし、「公示価格の上昇が家計に及ぼす影響まで考慮して、立体的な判断をしてほしいと話した」と述べた。

閣議出席については、「懸案がある時は、民心を伝えるパイプにする」と語った。

医師出身の与党「共に民主党」の申賢榮(シン・ヒョンヨン)議員は同日、呉市長の「ソウル型共生防疫」について、自分が主張してきた共生・疎通防疫と同じ内容だと前向きに評価した。

申議員は、東亜(トンア)日報の電話取材に対し、「合理的な防疫規則になってこそ、反発や抵抗がない」とし、「(呉市長の主張のように)営業所別に疎通する構造を作って不合理なものは見直し、一方向ではなく合理的な指針を作らなければならない」と主張した。


姜昇賢 byhuman@donga.com · 朴民優 minwoo@donga.com