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テスラの株価が600ドルを割り込む、西学アリは「眠れない夜」

テスラの株価が600ドルを割り込む、西学アリは「眠れない夜」

Posted March. 08, 2021 08:13,   

Updated March. 08, 2021 08:13

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1株900ドルに迫った米電気自動車メーカー「テスラ」の株価が、約3カ月で600ドルを割り込んだ。テスラに9兆ウォン以上を投資している韓国内の「西学アリ」の不安も高まっている。

テスラは5日(現地時間)、米ニューヨーク証券市場で3.78%安の1株597.95ドル(約68万ウォン)で取引を終え、昨年12月3日以降最安値を記録した。今年1月26日の史上最高値(1株=883.09ドル)より285.14ドル下落したのだ。時価総額も8370億ドル(約945兆ウォン)から5740億ドルに減った。約1カ月間で約300兆ウォンが蒸発したことになる。

金融投資業界では、米国債の金利が上がってグローバル証券市場が乱高下している中、テスラはほかの技術株より影響を受けているという分析を出している。昨年の株価の上昇幅は余りにも激しく、米国債金利の上昇で、借入コストが膨らみかねないからだ。ジェネラルモーターズ(GM)やフォルクスワーゲンなど、従来の自動車メーカー各社が電気車(EV)市場に本格的に進出しており、競争が激しくなりかねないという懸念も出ている。

国内では、テスラの株価について「バブル崩壊」との見方と「追加買収のチャンス」との主張が交錯している。


キム・ジャヒョン記者 zion37@donga.com