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セントルイスの金広鉉、1試合に2登板し4被安打3自責点

セントルイスの金広鉉、1試合に2登板し4被安打3自責点

Posted March. 05, 2021 07:16,   

Updated March. 05, 2021 07:16

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セントルイス・カージナルスの左腕投手、金広鉉(キム・グァンヒョン=33)がプロデビュー以来初めて1試合で2度登板する珍しい経験をした。

金広鉉は4日、フロリダ州ジュピターで行われたニューヨーク・メッツとのオープン戦に先発登板した。今季初の公式戦登板だが、結果は満足できるものではなかった。直球の平均球速が142キロに止まり、変化球の制球も思うように入らなかった。

1回表に先頭ケビン・ピラーに三塁打を許してから4安打と1四球を与えて3失点した。27球を投げてアウトカウントは一つしか取れない状況で降板した。

ところが2回が始まると、金広鉉は再びマウンドに立った。14日まで行われるオープン戦では、「マウンドにいる投手の投球数が20球を超えていた時、3アウト前でもイニングを終えるか交代することができる」と定めて特別ルールが適用され、2度登板することができた。

2回に再び投球を始めた金広鉉は、1回よりは改善された投球内容を見せた。2打者を相手に四球一つだけを与えて、再び交代した。この日の成績は、3分の2を投げて4安打、2四球、4失点(3自責点)だった。投球総数は39球。チームが14―9で勝利し、敗戦は免れた。

金広鉉は、「制球がうまくいかなかったし、球速もあまり出なかった。次の登板では変わった姿を見せたい」と話した。金広鉉をチームの先発3番手に内定したマイク・シルト監督も「やってオープン戦1試合を終えたばかりだ」と言い、金広鉉を応援した。

サンディエゴ・パドレスの内野手キム・ハソン(26)はミルウォーキー・ブルワーズとのオープン戦で2打数無安打、1四球を記録した。トロント・ブルージェイズの柳賢振(リュ・ヒョンジン=34、写真)は6日、ボルチモア・オリオールズとのオープン戦で今年公式戦で初登板する。


李憲宰 uni@donga.com