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「配達の民族」創業者の金逢進氏、「財産の半分」5000億ウォン寄付を表明

「配達の民族」創業者の金逢進氏、「財産の半分」5000億ウォン寄付を表明

Posted February. 19, 2021 08:13,   

Updated February. 19, 2021 08:13

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配達アプリケーション(アプリ)「配達の民族」を立ち上げた「優雅な兄弟ら」の金逢進(キム・ボンジン)議長(写真)は、財産の半分である5000億ウォン以上を寄付する。

優雅な兄弟たちは18日、金議長が「ザ・ギビング・プレッジ」の219人目の寄付宣言者に登録されたと明らかにした。ザ・ギビング・プレッジとは、ウォーレン・バフェット・バークシャーハサウェイ会長とビル・ゲイツ・マイクロソフト創業者夫婦が2010年に設立したグローバル慈善団体。10億ドル(約1兆1000億ウォン)を超える資産を保有してこそ加入対象となり、財産の半分以上を寄付すると約束しなければならない。現在、24カ国の218人が参加しており、テスラのイーロン・マスク最高経営者(CEO)なども名を連ねている。

金議長は、同団体の寄付者名簿に名前を載せた最初の韓国人だ。金議長の資産は、配達の民族をドイツ・デリバリーヒーロー(DH)に売却して受け取ったDH株式など1兆ウォン台に達するという。ただ、寄付宣言は法的拘束力はない。金議長の具体的な寄付日程と規模はまだ公開されていない。

ザ・ギビング・プレッジは、ホームページに金議長夫婦の写真とともに英語、韓国語の誓約書を公開した。金議長は誓約書で、「とても小さな島で生まれ、高校時代は客が使っていた飲食店の部屋で寝るほど、余裕のない暮らし向きで、苦労して芸術学部を出た私がこれだけ成し遂げたことは、神の祝福と運が良かったというしか説明できない」と明らかにした。また「教育不平等に関する問題解決、文化芸術への支援、慈善団体がさらにその仕事をうまくできるようにサポートする組織作りを着実に構想している」と述べた。金議長はこれまで、「愛の実」に71億ウォンを寄付するなど、最近まで100億ウォン以上を寄付した。これまでの個人寄付額の中で最も多い。


李建赫 gun@donga.com