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大型車や輸入車の方がよく売れた

Posted February. 15, 2021 08:02,   

Updated February. 15, 2021 08:02

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昨年、韓国での国産車と輸入車の販売台数が史上最高を記録した中、車1台当たりの平均販売価格も大幅に上昇したことが分かった。大きくて高い車を好む流行が続いている中、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)事態で押さえられていた消費心理が、高級車の購入につながったという分析が出ている。

14日、韓国自動車産業協会によると、昨年韓国内の新車登録は190万5972台だった。2019年(179万5134台)に比べて6.2%増となり、史上初めて190万台を突破した。

国産車の登録台数は約160万3400台で、2019年(152万台)より5.5%伸びた。輸入車の登録台数(約30万2500台)は、2019年(約27万5100台)より10.0%増となり、初めて30万台を超えた。

昨年、最も目立ったのは、大型車級やスポーツユーティリティ車両(SUV)を中心に販売が伸びたことだ。国産車と輸入車共に、販売台数より売上高の伸び率のほうが大きかった。

国産車は、内需販売金額が49兆1930億ウォンと集計され、2019年に比べて15.8%伸びた。販売金額の伸び幅が販売台数の伸び幅の3倍を超え、国産車の平均販売金額は、2019年の2800万ウォン台から2020年は3000万ウォン台へと高まった。大型乗用車の販売増加、高級ブランド(ジェネシスなど)の販売拡大、高級オプション選択率の上昇などが理由だ。

実際、乗用モデルでは軽・小型(マイナス14.1%)と中型(マイナス4.0%)車級の販売は減った一方、大型車級の販売は18.9%伸びた。SUVでも大型車の販売伸び率が58.4%に達した。

高級車の購入心理は、輸入車販売にも影響を及ぼした。輸入車の販売金額は19兆2350億ウォンと、2019年に比べて16.3%伸び、平均販売金額は2019年の6300万ウォン台から昨年は6300万ウォン台へと上昇した。輸入乗用車は3000万〜4000万ウォン台の販売割合が18年40.9%に達したが、昨年は31.8%に減少した。一方、5000万ウォン台モデルの販売割合は同期間18.9%から24.7%へと伸びた。


金道炯 dodo@donga.com