「洛東江殺人事件」、拷問捜査した警察が謝罪
Posted February. 06, 2021 08:13,
Updated February. 06, 2021 08:13
「洛東江殺人事件」、拷問捜査した警察が謝罪.
February. 06, 2021 08:13.
by チ・ミング記者 warum@donga.com.
警察が、「洛東江(ナクトンガン)殺人事件」の犯人とされて21年間獄中生活を送った被害者2人に謝罪した。彼らが警察の拷問で虚偽の自白をし、大法院(最高裁)で無期懲役を宣告されて28年が経った。警察庁は5日、「洛東江殺人事件の再審請求人と家族に深い慰労と謝罪を申し上げる」と謝罪文を公開した。釜山(プサン)高裁第1刑事部(郭柄秀部長判事)は前日、同事件の被疑者となって服役したチェ・インチョル、チャン・ドンイクさんが起こした再審請求裁判で、強盗殺人容疑に対して無罪を言い渡した。裁判所は、「警察が令状なく不法に逮捕し、『捜査で水拷問など苛酷な行為があった』と一貫して述べたことを総合すると、無罪が認められる」と明らかにした。 洛東江殺人事件は1990年1月、釜山沙上区厳弓洞(ササンク・オムグンドン)の洛東江のほとりに停めていた車にいた男女が拉致され、女性は性的暴行後に殺害され、男性は傷害を受けた事件。チェさんらは1991年、他の事件で警察に拘束され、この事件の犯行を自白して裁判にかけられた。裁判所で警察の拷問による虚偽の自白だと無罪を主張したが、1993年に大法院で無期懲役が確定した。 警察庁は、「当時の捜査の過程で合法的手続きを守ることができなかったことを非常に恥ずかしく思う」とし、「再び冤罪被害者が出ないよう努める」と述べた。
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警察が、「洛東江(ナクトンガン)殺人事件」の犯人とされて21年間獄中生活を送った被害者2人に謝罪した。彼らが警察の拷問で虚偽の自白をし、大法院(最高裁)で無期懲役を宣告されて28年が経った。
警察庁は5日、「洛東江殺人事件の再審請求人と家族に深い慰労と謝罪を申し上げる」と謝罪文を公開した。
釜山(プサン)高裁第1刑事部(郭柄秀部長判事)は前日、同事件の被疑者となって服役したチェ・インチョル、チャン・ドンイクさんが起こした再審請求裁判で、強盗殺人容疑に対して無罪を言い渡した。裁判所は、「警察が令状なく不法に逮捕し、『捜査で水拷問など苛酷な行為があった』と一貫して述べたことを総合すると、無罪が認められる」と明らかにした。
洛東江殺人事件は1990年1月、釜山沙上区厳弓洞(ササンク・オムグンドン)の洛東江のほとりに停めていた車にいた男女が拉致され、女性は性的暴行後に殺害され、男性は傷害を受けた事件。チェさんらは1991年、他の事件で警察に拘束され、この事件の犯行を自白して裁判にかけられた。裁判所で警察の拷問による虚偽の自白だと無罪を主張したが、1993年に大法院で無期懲役が確定した。
警察庁は、「当時の捜査の過程で合法的手続きを守ることができなかったことを非常に恥ずかしく思う」とし、「再び冤罪被害者が出ないよう努める」と述べた。
チ・ミング記者 warum@donga.com
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