
世界の主要株式市場の中でも、米国とイランの戦争の影響を最も強く受けている韓国株式市場は4日、過去最悪級の暴落に見舞われた。わずか1時間で100ポイント以上も上下するジェットコースターのような値動きが続き、下落のたびに「押し目買い」で指数を支えてきた個人投資家さえも恐怖感を強め、様子見姿勢に転じた。
この日の下落率は、米同時多発テロ直後の2001年9月12日(-12.06%)を上回った。1983年1月4日に総合株価指数(コスピ)が初めて公表されて以来、下落率、下落幅ともに過去最大を記録した。指数はわずか2日間で1150ポイント以上暴落した。対ドル・ウォン相場は、世界金融危機後としては17年ぶりに、取引時間中に1ドル=1500ウォンを突破した。戦争の長期化をめぐる懸念が強まる中、金融市場の不安心理は世界の中でもとりわけ韓国で際立って高まっている。
コスピはこの日、前日比698.37ポイント安の5093.54で取引を終えた。取引時間中には、一時12.64%安の5059.45まで下落する場面もあった。コスダック指数は14.00%(159.26ポイント)安の978.44で取引を終えた。
コスピとコスダックが暴落したことで、それぞれ「売りサイドカー」(プログラム売買の一時停止)に続き、20分間すべての取引を停止する「サーキットブレーカー」まで発動された。両市場で同時にサーキットブレーカーが発動されたのは、米国の景気後退の懸念で韓国株式市場が暴落した2024年8月5日以来、1年7か月ぶりとなる。
韓国株式市場が2日連続で大幅に下落したのは、米国とイランの戦争が中東全域に拡大する兆しを見せ、調整局面が長引くとの見方が広がったためだ。株価のさらなる下落を見込む投資家の空売り取引が大きく増加するなど、恐怖心理が市場全体に広がった。日本の日経平均株価(―3.61%)、台湾の加権指数(―4.35%)などアジア主要市場も下落したが、コスピの下げ幅が際立って大きかった。
ソウル外国為替市場では4日、夜間取引の終了直前(午前2時)に対ドルウォン相場が1ドル=1505.8ウォンで取引される場面もあった。為替相場が1ドル=1500ウォンを超えたのは2009年3月以来初めて。日中取引(午後3時30分基準)では前日より10.1ウォン高の1ドル=1476.2ウォンで取引を終えた。
チ・ミング記者 ホン・ソクホ記者 warum@donga.com






