バイデン米大統領の愛犬、チャンプ(12)とメジャー(2)がホワイトハウスに到着し、「ファーストドッグ」となった。
ジル夫人の報道担当官、マイケル・ラローザ氏は25日(現地時間)、声明を出し、「チャンプは暖炉そばの新しいベッドが気に入っているし、メジャーはサウスローン(南庭)を走り回っている」とファーストドッグの情報を伝えた。同日午後、バイデン氏が執務室で大統領令に署名した後、開いた記者会見の映像で、犬が吠える声が聞こえた。
チャンプは、バイデン氏が副大統領に就く直前の2008年から飼い始め、ホワイトハウスで8年間暮らした経験がある。バイデン氏は、子どもの頃、「たたきのめされたら起き上がれ、チャンプ!」と父親によく言われ、チャンプと名前をつけたと明らかにしたことがある。メジャーは、バイデン氏が18年にデラウェアの保護施設から引き取った。チャンプとメジャー2匹ともジャーマンシェパード。
米紙ワシントン・ポストによると、バイデン氏は幼い時からジャーマンシェパード、グレイトデイン、レトリーバーなど大型犬と暮らした。歴代の米大統領はホワイトハウスで犬を飼うのが習わしだが、トランプ前大統領はペットを飼っていなかった。トランプ氏は、側近がイメージのために犬を飼うことを勧めたが、うわべを飾るだけだと言って拒否した。
任寶美 bom@donga.com