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営業中止のドイツ美容師たち、ブンデスリーガ選手たちの髪型に激昂

営業中止のドイツ美容師たち、ブンデスリーガ選手たちの髪型に激昂

Posted January. 14, 2021 09:16,   

Updated January. 14, 2021 09:16

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最近、ブンデスリーガ選手たちがさっぱり散髪したヘアスタイルで競技場に現れると、ドイツの美容師たちが反発している。選手たちが新型コロナウィルスの感染拡大を受けた政府の防疫指針を違反し、不法美容師を雇ってヘアメイクをしているという疑惑を提起したのだ。

ドイツ美容師協会は13日、ドイツサッカー協会(DFB)に公開書簡を送り、「最近ブンデスリーガの試合に出場した選手の大半が最新のヘアスタイルでグラウンドに登場したことには非常驚かされた」とし、「彼らのヘアスタイルは、プロの機材を備えた美容師しかカットできないものだ」と主張した。

ドイツで個人の美容師を雇用してヘアメイクをする行為は防疫指針違反の余地がある。ドイツ政府は、昨年12月から社会的距離確保の一環として理容室と美容室の営業を禁止した。美容師が美容室以外の空間で顧客の髪を扱う行為も美容行為とみなされる。昨年4月、ドイツの美容師の一人が美容室でないビルで隠密に顧客を受けて警察に摘発され、防疫規則違反の疑いで取り調べを受けた経緯がある。

選手たちが防疫指針を徹底的に守るためのリーグレベルの努力も続いている。イングランド・プレミアリーグ(EPL)は13日、「チームメイト同士の握手やハイタッチ、ハグ、ユニフォーム交換など不要な身体接触を自粛せよう」との公文を各クラブに発送した。コロナで今季に限って6試合が中止された米プロバスケットボール(NBA)も防疫守則を強化した。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com