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バイデン次期政権の国家安全保障補佐官、香港情勢に「深い懸念」

バイデン次期政権の国家安全保障補佐官、香港情勢に「深い懸念」

Posted December. 10, 2020 07:38,   

Updated December. 10, 2020 07:38

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バイデン次期米政権の初代大統領補佐官(国家安全保障担当)に指名されたジェイク・サリバン氏が、中国の人権侵害および周辺国の報復などの問題についてメッセージを発信している。バイデン氏の強い信頼を受けているサリバン氏のこのような行動は、バイデン氏が来年1月の就任後に対中強硬政策に出る信号とみられている。

 

サリバン氏は8日(現地時間)ツイッターに、「香港の民主活動家の逮捕や投獄に対して深く懸念している」とし、「香港の自由に対する中国の攻撃にわれわれは同盟国と結束して立ち向かう」と投稿した。

サリバン氏は3日には、中国の経済報復を受けるオーストラリアに対して、「オーストラリア国民は世界の民主主義と自由を守るために多大な犠牲を払っている」とし、「米国は去る数十年間そうしてきたように同盟であるオーストラリアおよび民主主義国家と共にする」と明らかにした。中国は名指ししなかったが、米国がオーストラリアを支援して中国に対抗する考えを明確にしたのだ。

 

サリバン氏は最近、政治メディア「ポリティコ」とのインタビューで、バイデン政権の国家安全保障会議(NSC)では、新型コロナウイルスの対応と共に中国が主要問題として俎上にのせられると述べた。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com