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三星電子の株価が10ヶ月ぶりに最高値

Posted November. 14, 2020 08:47,   

Updated November. 14, 2020 08:47

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韓国株式市場の代表株と言われる三星(サムスン)電子が、外国人の買いに力づけられて、過去最高値に上昇した。米大統領選挙の終了により、グローバル金融市場の不確実性が減少している中、半導体業況回復への期待感が高まり、ドル安により新興国へと資金が流入したおかげと見られる。

13日、有価証券市場で、三星電子は1株=2200ウォン(3.61%)高の1株=6万3200ウォンで取引を終えた。従来の最高値(1月20日の1株=6万2400ウォン)を約10ヶ月ぶりに塗り替えた。外国人が5785億ウォン分を買い越して上昇を導いた。今年7月28日(9178億ウォン)以来、過去2番目の買い越し規模だ。外国人は5日から6営業日連続で、三星電子の株2兆561億ウォン分を買い付けた。一方、個人投資家は同日、7033億ウォン分を売って差益実現に出た。三星電子の詩価総額は377兆2900億ウォンで、今月に入って35兆ウォン近く増えた。

グローバル金融市場の環境と半導体業況に対する期待感などが複合的に働き、株価を引き上げた。Dラム価格が第4四半期(10〜12月)を底に反発するだろうという展望と、三星電子の配当規模が拡大するだろうという期待感なども、投資魅力を高めた要因とみられる。SK証券のチェ・ソクウォン・リサーチセンター長は、「当分の間、株価上昇の流れが続くだろう」と予想した。


キム・ジャヒョン記者 zion37@donga.com