
年俸80万ドル(約10億ウォン)の崔志萬(チェ・ジマン=29,タンパベイ・レイズ)がメジャーリーグ最高額年俸(3600万ドル=約427億ウォン)の投手ゲリット・コール(30=ニューヨーク・ヤンキース)から本塁打を奪い、改めて「天敵」であることを印象付けた。
崔志萬は20日、ニューヨークのヤンキーススタジアムで行われたアウエーでヤンキースの先発コールを相手に複数出塁に成功した。
第1打席は豪快な本塁打だった。2回表の1死で打席に入った崔志萬は、コールの4球目チェンジアップをすくい上げ、右越えに運んだ。シーズン2号目。第2打席(4回表)では三振に倒れたが、第3打席(6回表)ではコールからフルカウントまで持ち込んでは四球を選んで出塁した。
9日の今季初対決でコールから複数安打を奪った崔志萬は、この日もコールを苦しめた。歴代対戦成績は8打数5安打(打率.625)。このうち本塁打が1本で二塁打が3本と、内容面でも立派だ。崔志萬の活躍したタンパベイが4-2で勝利した。コールは6回3分の2を投げ2失点し、2-2の同点で降板した。
18日の先発投手としてメジャーデビュー戦で合格点を受けた金広鉉(キム・グァンヒョン=32、セントルイス・カージナルス)は2度目の先発登板機会をつかんだ。MLB.comは23日、セントルイス対シンシナティ・レッズの試合に金広鉉とウェイド・マイリー(34)が先発登板すると伝えた。マイリーは昨年、ヒューストン・アストロズで14勝6敗、防御率3.98と優れた成績を残した。しかし、今季は2試合で平均2回以上を粘れない激しい不振が続き、2敗、防御率16.20をマークしている。金広鉉は新型コロナウィルス感染症から回復した捕手ヤディエル・モリーナとバッテリー組む予定だ。
金培中 wanted@donga.com