統一部「金正恩氏は日常業務、近く姿を現すだろう」
Posted April. 24, 2020 08:19,
Updated April. 24, 2020 08:19
統一部「金正恩氏は日常業務、近く姿を現すだろう」.
April. 24, 2020 08:19.
by 黃仁贊 hic@donga.com.
政府が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の「健康不安説」について、「日常的な業務は行われている」とし、「もう少し様子を見れば、公開活動で姿を見せるだろう」と話した。統一部当局者は23日、記者団に対して、「健康不安説の報道後に、北朝鮮メディアで参考にする事項として、首脳間の書信交換、誕生日の祝膳の伝達などが行われている」とし、このように話した。そして、「正恩氏が太陽節(故金日成主席の誕生日・4月15日)に錦繡山(クムスサン)太陽宮殿を参拝しなかったのは異例だが、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の執権時、太陽節での錦繡山太陽宮殿の参拝は3回だけだった」と指摘した。正恩氏の「健康不安説」は今回の参拝不参加で本格的に浮上したが、政府が遅れて、不参加には大きな意味づけはできないと火消しに出たのだ。同当局者は、「北朝鮮当局が(最高指導者の)異変について(直接的な)反応を見せたことはない」とし、北朝鮮メディアの最近の「沈黙」が異例ではないという考えを示した。これと関連して、政府筋は、「正恩氏は現在、平壌(ピョンヤン)にはいない。ただし、具体的な滞在地域を政府が明らかにすることはできない」と述べた。20日に続き22日にも正恩氏名義の首脳間書信が発送されたことについては、「正恩氏が2014年に40日間姿を見せなかった時も、2回の首脳書信交換と9回の(対内的な)感謝、祝いの挨拶を伝えたことがある」と述べた。そして、「特に首脳間の書信には正恩氏の直筆サインが入らなければならないが、これは北朝鮮体制の特性上、誰も代筆できない」と指摘した。少なくとも、正恩氏の状態は直接サインできないほど深刻な状態ではないと政府は見ているということだ。
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政府が、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の「健康不安説」について、「日常的な業務は行われている」とし、「もう少し様子を見れば、公開活動で姿を見せるだろう」と話した。
統一部当局者は23日、記者団に対して、「健康不安説の報道後に、北朝鮮メディアで参考にする事項として、首脳間の書信交換、誕生日の祝膳の伝達などが行われている」とし、このように話した。そして、「正恩氏が太陽節(故金日成主席の誕生日・4月15日)に錦繡山(クムスサン)太陽宮殿を参拝しなかったのは異例だが、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の執権時、太陽節での錦繡山太陽宮殿の参拝は3回だけだった」と指摘した。
正恩氏の「健康不安説」は今回の参拝不参加で本格的に浮上したが、政府が遅れて、不参加には大きな意味づけはできないと火消しに出たのだ。同当局者は、「北朝鮮当局が(最高指導者の)異変について(直接的な)反応を見せたことはない」とし、北朝鮮メディアの最近の「沈黙」が異例ではないという考えを示した。
これと関連して、政府筋は、「正恩氏は現在、平壌(ピョンヤン)にはいない。ただし、具体的な滞在地域を政府が明らかにすることはできない」と述べた。20日に続き22日にも正恩氏名義の首脳間書信が発送されたことについては、「正恩氏が2014年に40日間姿を見せなかった時も、2回の首脳書信交換と9回の(対内的な)感謝、祝いの挨拶を伝えたことがある」と述べた。そして、「特に首脳間の書信には正恩氏の直筆サインが入らなければならないが、これは北朝鮮体制の特性上、誰も代筆できない」と指摘した。少なくとも、正恩氏の状態は直接サインできないほど深刻な状態ではないと政府は見ているということだ。
黃仁贊 hic@donga.com
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